
手摘み茶園風景 |
手摘み
茶園管理の機械化がいくら進んでも、手による作業も欠かせません。長峰園には、やぶきたの手摘み茶園が30aほどあり、毎年、多くの人の手により新芽の摘み取りが行われています。特に品評会等に出品する出品茶製造のための茶園では、一芯二葉摘みといって、新芽の本当にいい部分(芽の上部)しか摘まない摘み方などが行われています。これは大量に摘めない摘み方で、多くの人の根気が必要とされます。手摘みは大変な作業ですが新緑の中、爽やかな風を感じながら新芽を摘み取るのは、気持ちのいいものです。
可搬型摘採機
現在、最も普及してる摘採機で、茶樹を挟み二人で機械を持ち畝間を歩きながら、片側づつ摘採する方法です。長峰園では、2台の可搬型摘採機を完備し、新芽の刈り取りを行ってきました。この方法は、刈り取った新芽を機械に結んだ袋に入れるため、時には20kg近い袋を引きずりながらの作業となります。手摘みと比較すると60〜90倍の摘採が可能ですが、労力を要する作業であるために、長峰園では乗用型管理機による摘採へと作業の移行を図っていく予定です。

乗用型摘採機 |
乗用型摘採機
一年間に必要とされる茶農家の全労働力のうち、約40%が茶の摘採作業によって占められています。茶の刈り取りは、これまで可搬型摘採機により行われてきました。刈り取り刃のついた機械を茶樹を挟みながら二人で両側で持ち、新芽の高さに合わせて刈っていくというものです。その際に、刈り取った新芽は機械の後部に設置される袋に入ります。可搬型摘採機は、二人の人間が機械で刈り取りを行いながら、新芽の入った重い袋を引きずりながら作業する摘採方法です。現在でも、最も多く使用されている方法です。長峰園では、可搬型摘採機の他に乗用型摘採機を導入し、労働の軽減を図っています。写真のように乗用型摘採機は、一人で作業できる上、人間は機械を操作するだけでの摘採を可能とします。さらに機械で移動して刈るために上下のブレがなく、収穫される新芽の品質向上も期待できます。 |